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小児歯科とはただ子供の虫歯を治すだけではありません。虫歯予防に努め、最終的にはきれいな永久歯を正しい位置に生やし、健康なお口の状態に育てることを目標にしています。そのために、より多くの小さいお子さんを診るために初診の年齢を中学生までと限らさせていただいています。実際に受診されますと、歯科医師または資格を持った歯科衛生士がお口の中の診査を行い必要ならばレントゲン撮影をします。当医院では、通常の健診、X線診断の他に、むし歯の深さを相対的に測る機器(ダイアグノデント)を活用しています。小児歯科では経年的にお口の中の変化に気を配る必要があります。そのためにデジタルカメラでお口の中を撮影し、保存します。必要なときに、いつでも以前のお口の中との変化を比べることができます。

お口の中の状態、治療の仕方、小児歯科のシステムについて納得いただけるように必ず院長が説明を致します。受診初日はお子様に診療室の雰囲気に慣れてもらうという意味と、保護者の予防意識の向上のために個別で歯科衛生士による予防指導を30分程行います。お口の中をむし歯ができにくい環境にすることが先決です。歯の生え方に適した新しい歯ブラシを差し上げますので実際にその場で磨いていただきます。使用した歯ブラシはお持ち帰りください。痛いなどの緊急を要する場合はもちろん処置から行います。

「シーラント」は奥歯のかみ合う面(咬合面)にできる虫歯の予防の方法です。

奥歯の溝は複雑な形をしているので歯ブラシの毛先が入らず、そのために毎日歯磨きをしていても歯垢がたまったままになり、虫歯になってしまうことがあります。

シーラントとは、その溝に歯を削らずにシーラント剤という歯科用の薬をつめて奥歯の溝を塞ぐことにより、歯垢の侵入を防ぎ清掃性をよくして虫歯の予防や進行の抑制を行ないます。

生えて間もない六歳臼歯などは特に虫歯になりやすいので、この方法は効果的です。

糸切り歯(犬歯)の後ろに生えている歯を、臼歯といいます。臼歯のうち後方の3本が大臼歯で、最初に生えてくるのが第一大臼歯です。6歳ごろ生え始めるので「六歳臼歯」と呼ばれています。

六歳臼歯は、大人の歯並びを決める軸になっています。もし虫歯になって抜けたりすると、他の歯の歯並びがおかしくなってしまいます。六歳臼歯はミゾも多く、歯垢がつきやすいので虫歯になりやすいです。お子様をきれいな歯並びの永久歯に育てたければ、この歯を虫歯から守ることが大切です。

六歳臼歯が生えたら一度、歯科医院で歯のチェックを受け、正しい歯の磨き方、仕上げ磨きの方法などの指導を受けましょう。

 

子供は大人に比べて虫歯になりやすいと言われていますが、それにはいくつか理由があります。

  • 子供は一人で上手に歯磨きができないので、プラークコントロールが不十分になります。
  • 乳歯は食べカスがたまりやすく、虫歯菌が酸をさかんにつくりだしてしまいます。
  • 乳歯は永久歯に比べ、エナメル質も象牙質も半分の厚さしかなく、再石灰化の力も弱いです。

 

乳歯は一度虫歯になると痛磨でないこともあって、あっというまに進行します。

歯磨きを習慣にし、必ず仕上げ磨きをしてあげて、虫歯を予防しましょう!